リノベーション物件のデメリット

リノベーション物件には、メリットがあればデメリットも存在します。デメリットとしては、築年数の古いマンションや一戸建ての中には、現在の法律の基準を満たしていない物件が存在するため、耐久性が心配な物件があるということです。また、建築基準法の改正や建物の質が建設業者の技術や方針によって大きく異なります。建物本体の性能や機能を重視する場合は、新築する、または新築マンションをリノベーションすることが安全で確実でしょう。

また、新築に比べて安い傾向にありますが、驚くほど安いわけではありません。内容や規模により変わりますが、内装のみでも1坪15万円から、内装や設備を新しくする場合は1坪30万円からが相場になっており、一部分を新しくするだけでも良い場合は、リフォームでも可能です。間取りは時代に合わせて変化します。ライフスタイルの変化や価値観により変わり、間取りに合わせて窓や設備が配置され、時代のニーズによってあてはめていきます。

戸建の場合は比較的自由に変えることができますが、マンションの場合「管理規約に基づいた工事を行わなければならず、規約の内容によっては、騒音トラブルなど様々な問題を避ける為に費用がよりかさんでしまう場合もあります。そして何より、工事を行うため時間が必要です。自分のライフスタイルに合わせた間取りを作り上げるのはプランを練る時間がかかりますし、工事にも長い期間を費やします。

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